2021年12月7日(火)までの期間限定で、SPGアメックスの入会ポイントが通常の2倍60,000ポイントとなっています。紹介などを組み合わせると、最大で12万ポイントまで増額されます。
私はSPGアメックスカードを発行した後、一度解約するも、やはりSPGアメックスが良いことに気が付き再びSPGアメックスを契約しました。SPGアメックスカードについては世界一詳しいと自負しております。
単に「紹介ポイント狙い」でSPGアメックスカードをお勧めしているサイト運営者もいらっしゃると思いますが、旅行好きにとっては「本当にメリットのあるカード」であることも事実です。例えば私はSPGアメックスの更新特典で10万円のリッツカールトン日光に無料宿泊しました。
ただしSPGアメックスカードは年会費が高いです。マリオット系列ホテルに泊まらず、飛行機にも乗らないないならこのカードは不要です。
本記事では、SPGアメックスのメリット、デメリットについて世界一分かりやすく解説します。
また、SPGアメックスカードの発行で最大で12万ポイント獲得する方法も紹介します(最初にネタバレしますと、紹介&ホテル利用です。紹介&ショッピングなら75,000ポイント)。
- SPGアメックスカードとは
- SPGアメックスカードのメリット、デメリット
- SPGアメックスカードのメリットについての解説(&AMEXプラチナとの比較)
- マリオットのゴールド会員が付与され、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトの対象に
- 毎年5泊分の宿泊実績が付与される
- マリオットのレストランで15%オフ
- マリオットの宿泊で18.5%ポイント還元
- 買い物で3%ポイント還元
- ポイントに期限がなく、マイルも実質的に無期限に出来る
- 毎年、無料宿泊が付与。リッツ日光などにも無料宿泊可能。
- 無料宿泊が出来るホテルの探し方
- 無料宿泊で出来ないこと(2泊分割など)
- 無料宿泊で出来ること(アップグレードなど)
- 空港のカードラウンジが利用可能
- カード発行のハードルは低い
- 紹介経由の入会で最大121,500ポイント獲得可能(リッツカールトン東京にも宿泊可)
- 2回滞在で1泊プレゼントキャンペーン
- SPGアメックスカードのデメリットについての解説
SPGアメックスカードとは
SPGアメックスカードとは、「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」の略称です。
スターウッド プリファード ゲスト(SPG)はマリオットに買収されたので、実質的には「マリオット アメリカン・エキスプレス・カード」になっています。
SPGアメックスカードのメリット、デメリット
SPGアメックスカードを保有するメリットは以下の通りです。
・毎年5泊分の宿泊実績が付与される
・マリオットのレストランで15%オフ
・マリオットの宿泊で18.5%ポイント還元
マリオットの宿泊ポイントをマイルに替えると、最大7.7%還元
・買い物で3%ポイント還元
買い物のポイントをマイルに替えると、最大1.25%還元
・ポイントに期限がなく、マイルも実質的に無期限に出来る
・毎年、無料宿泊が付与。リッツ日光などにも無料宿泊可能。
・入会のハードルは低い
・空港のカードラウンジが利用可能
・紹介経由の入会で最大121,500ポイント獲得可能(リッツカールトン東京にも宿泊可)
・キャンペーンが多い(セブン、ローソン、ファミマで20%オフなど)
SPGアメックスカードのデメリットは以下の通りです。
・家族カードの年会費も高い割に、特典がほとんどない
・旅行をしないなら特典を活用できない
・マリオットよりもビジネスホテルの方が安い
・AMEXプラチナと特典が一部重複
・プライオリティ・パスはつかない
SPGアメックスカードのメリットについての解説(&AMEXプラチナとの比較)
SPGアメックスカードのメリットは上記の通りです。AMEXプラチナとの比較も交え、一つ一つ、解説していきたいと思います。
マリオットのゴールド会員が付与され、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトの対象に
SPGアメックスに入会すると、マリオットのゴールド会員が付与されます。
ゴールド会員は年間で25泊、マリオット系列に宿泊しないと付与されない上級会員資格です。
ゴールド会員のメリットは、以下のようなものがあります。
・レイトチェックアウト
・宿泊時のポイント上乗せ
・レストランでの割引
AMEXプラチナカードを発行しても、ゴールド会員を獲得できます。ただし年会費はSPGアメックス34,100円に対し、AMEXプラチナは143,000円ですのでSPGアメックスの方が安いです(AMEXプラチナは、ヒルトンなど、他のホテルの上級会員も付与されます)。
毎年5泊分の宿泊実績が付与される
SPGアメックスを保有していると、毎年5泊分の宿泊実績が付与されます。
これにより、ゴールドよりも上の会員資格(プラチナは50泊/年)を目指すときに有利です。プラチナ会員ですと、スイートもアップグレードの対象となりますが、SPGアメックスを持っていれば、45泊/年で済みます(ただしこの5泊は、プラチナチャレンジにはカウントされない)。
またマリオットのライフタイム会員獲得にも有利に働きます。例えば「ライフタイムゴールドエリート」を獲得すれば、それ以降マリオットに宿泊しなくても、SPGアメックスカードを解約しても、マリオットのゴールド資格は一生維持されます。
「ライフタイムゴールドエリート」の条件は「宿泊日数400泊+ ゴールド以上のエリート資格保持7年」と簡単ではないですが、SPGアメックスカードを7年間保有すれば、「ゴールド以上のエリート資格保持7年」はクリアできますし、35泊(5泊×7年)の宿泊実績も付与されます。
AMEXプラチナカードだと、5泊の宿泊実績は付きません。
マリオットのレストランで15%オフ
SPGアメックスを保有していると、マリオットのゴールド会員になるので、マリオットのレストランで15%オフになります。15%オフは宿泊せずにレストランのみの利用でも適用対象となります。
AMEXプラチナカードでも、マリオット・ゴールド会員なのでレストランで15%オフです。
マリオットの宿泊で18.5%ポイント還元
SPGアメックスでマリオット系列のホテルに宿泊すると、6%が還元されます。
マリオット宿泊時のベースの還元率が10%。
マリオット・ゴールド会員によるポイントの上乗せが2.5%(10%×25%=2.5%)。
合計で18.5%の還元率となります。平会員かつSPGカードなしだと10%なので、8.5%上乗せされていることになります。
(注)1ドル=100円で計算しました
マリオットのポイントを航空会社のマイルに替えると、通常は3ポイントで1マイルです。よってマリオットホテルに宿泊し、獲得したポイントをマイルに替えると、18.5%÷3=6.1%のマイル還元率です。
また、マリオット万ポイントを一括でマイルに替えると、5000マイル加算されます。つまり、「6万÷3+5000=25000マイル」となり、60,000÷25,000=2.4ポイントで1マイルとなります。
この場合、マリオット宿泊時のマイル還元率は18.5%÷2.4=7.7%となります。
AMEXプラチナカードだと、宿泊時のポイントは1%(AMEXポイント)です。AMEX1,000ポイント=990マリオットポイント(注)なので、ほぼAMEX1ポイント=マリオット1ポイントと考えてよいでしょう。
(注)メンバーシップ・リワード・プラスに加入した場合のレートであり、未加入ですとAMEX2,000ポイント=990マリオットポイントです。ただしAMEXプラチナだと無料で加入できます。
そうすると、宿泊時のカードポイントは、SPGアメックス6%に対し、AMEXプラチナは1%。ただしマリオット・ゴールドとしての12.5%は付くので、AMEXプラチナでマリオット系列ホテルに宿泊した場合の還元率は13.5%(1%+12.5%)となります(SPGアメックスだと18.5%)。
マリオットポイントの価値
マリオットのホテルにポイントで泊まる場合の還元率は、泊まる時期やホテル、泊数(4泊以下か、5泊以上か)で変わります。
例えば宮古島の「イラフSUIラグジュアリーコレクション」(に6月21日から5泊した場合、34万ポイントか45万円でしたので、1ポイント=1.3円(45万円÷34万ポイント)になります。
SPGアメックスカードを持っていると、マリオットでの宿泊で18.5%還元ですが、1ポイント1.3円で計算すると、100円あたり24円(18.5%×1.3)還元されることになり、日本円換算での還元率は24%にも達します。
ただしポイント宿泊だと5泊目が無料になるので、1ポイント=1.3円というのは、ポイントを上手く使った場合です。
東京マリオットホテルに6月21日から1泊した場合、5万ポイントか2.6万円でしたので、1ポイントの価値は0.5円くらいになります。マリオットでの宿泊で18.5%還元を、1ポイント0.5円で日本円換算すると、100円あたり9.25円となり、日本円での還元率は9.25%になります。
買い物で3%ポイント還元
SPGアメックスカードで買い物をすると、3%のポイントが還元されます。これをマイルに換算すると、1%の還元率ですが、60,000ポイントを一括でマイルに替えれば、マイル還元率は1.25%です。
3%のマリオットポイントをマリオットの宿泊に充てた場合の価値は、上記の通り泊まる時期やホテル、泊数などで変わります。とりあえずざっくり、1ポイントを1円として、買い物ポイントをホテル宿泊に充てた時の還元率は3%と考えてよいでしょう。
ポイントに期限がなく、マイルも実質的に無期限に出来る
マリオットポイントは、使う、貯めることでポイントの期限が繰り越されます。SPGアメックスで買い物をすれば、毎月ポイントがたまるので、マリオットポイントは実質的に無期限にできます。
マリオットポイントをマイルに替えると、マイルには有効期限が設定されてしまいます。そこでマイルを使うタイミングで、マリオットポイントをマイルに替えれば、マイルに関しても実質的に無期限となります(残念ながら既に保有しているマイルは、無期限にはなりません)。
毎年、無料宿泊が付与。リッツ日光などにも無料宿泊可能。
SPGアメックスカードを2年目以上保有していると、毎年マリオット系列のホテルに無料宿泊することが出来ます(カード保有1年目のみ、無料宿泊はありませんが、代わりに大量の入会ポイントが付与されます)。
無料宿泊の対象ホテルや条件は以下の通りです。
- 対象ホテル:50,000ポイント以内のマリオット系列ホテル(マリオット、シェラトン、リッツ・カールトンなど)
- 無料の範囲:1泊1室2名(3名以上は追加料金で対応可能な場合も)
- 部屋のクラス:スタンダードルーム(アップグレードの可能性はあり)
- 利用日制限:なし(空室があればいつでも利用可能)
- 有効期限:1年間
- ゴールドエリート特典:利用可能
マリオットホテルには1~8のカテゴリがあり、オフピーク、スタンダード、ピークで必要ポイントが変わります。

無料宿泊が出来る最高ランク7のホテルは以下の通りです(黄色はオススメ)。
- ウェスティン ルスツリゾート
- ウェスティンホテル東京
- メズム東京、オートグラフ コレクション
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ
- セントレジスホテル大阪
- ザ・リッツ・カールトン大阪
- ルネッサンスリゾートオキナワ
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
- ザ・リッツ・カールトン日光
リッツ・カールトン東京、リッツ・カールトン京都はカテゴリ8なので無料宿泊の対象外ですが、大阪や日光のリッツ・カールトンは対象です。
リッツ・カールトン日光は世界初となる温泉付きのリッツ・カールトンであり、1泊10万円越えです。

無料宿泊が出来るホテルの探し方
無料となるのはマリオット系列で50,000ポイント以下の滞在ですが、実際に滞在可能かは、ホテル、日程、空き状況に依ります。
まずマリオットのポイントを無料宿泊に交換から、エリアを選び検索します。
(注)最大ポイントを50,000にしても、50,000で泊まることが出来ないリッツ・カールトン東京なども出てくるので、最大ポイントの設定は不要です

オフピーク、スタンダード、ピークのポイントが出ています。一番左のオフピークのポイントが50,000以下ならば、日程次第で無料宿泊できるということです。

「ザ・リッツ・カールトン日光」の「空室状況を表示」をクリックすると、日付ごとのポイント数が出てきます。50,000ポイント以下の日が、宿泊可能な日です。

無料宿泊で出来ないこと(2泊分割など)
無料宿泊では、以下のことが出来ません。
- 50,000ポイント超の滞在(リッツ・カールトン東京には無料で泊まることはできません)
- 現金や保有ポイントと合算しての支払い(無料宿泊50,000に保有しているポイント20,000を足して、70,000ポイントのホテルに泊まる、ということは出来ません)
- 50,000ポイントを2泊に分割(20,000ポイントのホテルと30,000ポイントのホテルに1泊ずつすることは出来ません)
- 余ったポイントの利用(40,000ポイントのホテルに泊まったら、残りの10,000のポイントは消滅します)
- スタンダードルーム以外の予約
- 他人への譲渡
- 無料宿泊を付与された人を含まない滞在
無料宿泊で出来ること(アップグレードなど)
無料宿泊では、以下のことが可能となります。
- 上級会員特典の利用(SPGアメックスカードを持っていればゴールド会員なので、スタンダードルームからアップグレードされる可能性があります)
- 追加料金を支払うことによるアップグレード(当日の空き状況次第ですが、追加料金を支払うことで部屋のアップグレード出来ることがあります。(追加料金を払っても、ホテル自体をアップグレードすることは出来ません))
- 追加料金を支払うことによる、3名以上の宿泊(ただ追加ベッドを入れることが出来ないホテルでは、そもそも3名以上の宿泊が不可となります)
空港のカードラウンジが利用可能
SPGアメックスは、他社カードのゴールドカードと同等のステータスです。よって他社のゴールドカードと同様、空港のカードラウンジを無料で利用することが可能です。
空港のカードラウンジでお勧めは羽田のパワーラウンジです。朝にはクロワッサンが出ますし、野菜ジュースも置いてあるほか、飛行機も見ることが出来ます。

出所:パワーラウンジ公式
私はANAのSFCとJALのJGCを持っているので(修行して取りました)、ANA、JALのラウンジを使うことが出来ますが、パワーラウンジを使うことが多いです。それはANA、JALのラウンジは国内線だと、食べ物はおかきしかないのと、パワーラウンジの方が距離的に入りやすいためです。
カード発行のハードルは低い
上記の通りSPGアメックスは、他社カードのゴールドカードと同等のステータスですが、カード発行のハードルは低いです。友人は主婦で収入はありませんが、SPGアメックスを発行することが出来ました。
紹介経由の入会で最大121,500ポイント獲得可能(リッツカールトン東京にも宿泊可)
SPGアメックスでは現在、入会ポイント2倍のキャンペーンをやっています。
マリオットの公式からSPGアメックスに申し込むと、最大で60,000ポイントが付与されます(通常は30,000ポイント)。
- カード会員資格取得後3か月以内に100,000円をご利用になると、30,000ポイントのウェルカムボーナスポイントを獲得できます。
- カード会員資格取得後3ヶ月以内に上記1に追加で200,000円をご利用になると、30,000ポイントの追加ボーナスを獲得できます
紹介経由で申し込むと、最大で66,000ポイントが付与されます(公式+6,000ポイント)。
- ご入会後3ヶ月以内に合計10万円以上のご利用で、36,000ボーナスポイントをプレゼント
- ご入会後3ヶ月以内に合計30万円以上のご利用で、さらに30,000ボーナスポイント
30万円利用すると、9,000ポイント(30万円×3%)が付与されるので、紹介経由だと合計で75,000ポイントが付与されることになります。マリオットの中で最高カテゴリのリッツ・カールトン東京でもオフピークなら70,000ポイントなので、ボーナスポイントで宿泊できてしまいます。
30万円も使わないという方も、以下のような支払いがあるタイミングであれば、支払い額が30万円に達するのではないでしょうか。
- 自動車税、固定資産税などの納税
- スマホ、PCの買い替え
- 誕生日、記念日のプレゼントの購入
- 誕生日、記念日の食事(更にマリオット系列のレストランだと15%引き)
- 光熱費、携帯料金、新聞、NHKの支払い
- 病院、歯科での治療費(クレジットカード対応の病院に限る)
- 処方箋(スギ薬局など、大手のドラッグストアはクレジットカード対応)
ちなみに30万円をマリオット系列のホテルで使うと、30万円×18.5%=55,500ポイント付与されるので、121,500ポイントが付与されます(1ドル100円の場合)。
2回滞在で1泊プレゼントキャンペーン
SPGアメックスカードとは別に、マリオットは「2泊で1泊プレゼントキャンペーン」を行っています。
25,000ポイントで宿泊できるのは、カテゴリ3ならいつでも、カテゴリ4ならオフピーク、スタンダード期です。
・カテゴリ3、4のマリオット系列ホテル

SPGアメックスカードを発行したら、2泊キャンペーンにも応募しましょう。
注意1:本キャンペーンは、マリオットの新規会員を対象としたものです。
注意2:2泊ではなく、2回滞在です。例えばウェスティン東京に2泊連泊しても対象外です。ウェスティン東京に1泊して、日を空けてもう一度ウェスティン東京か、そのほかのホテルに泊まれば大丈夫です。
SPGアメックスカードのデメリットについての解説
SPGアメックスカードは、マリオット系列のホテルに泊まりたい方や、マイルを無期限で貯めたい方にとっては最強のカードと言えますが、そうでない方にはお勧めできません。以下では、SPGアメックスカードのデメリットについて解説します。
年会費が高い(34100円)
SPGアメックスカードの年会費は34,100円と高いです(無料宿泊で1泊10万円のリッツ・カールトン日光に泊まれることを考えれば、全然、元は取れると思いますが)。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalcard/card/club_a.html例えばJALのゴールドカードであるJAL CLUB-Aなら、年会費11,000円ですし、ホテルニッコー & JALシティでは、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、レストラン割引を受けることが出来ます。
年会費を抑えながら、旅行で優待を受けたい場合は、JAL系、ANA系、など別のゴールドカードを検討されるとよいでしょう。
家族カードの年会費も高い割に、特典がほとんどない
SPGアメックスの家族カード年会費は17,050円と、JAL系ゴールドカードの本会員よりも高いです。
その一方で以下の通り、家族会員を保有するメリットがほとんどありません。
・カード更新時のホテル無料宿泊特典がない
・マリオットのゴールド資格が付帯しない
・入会キャンペーンのボーナスポイントがもらえない
SPGアメックスの家族カードを発行するくらいなら、家族同士で紹介して、それぞれがSPGアメックスの本会員になった方が良いです。
旅行をしないなら特典を活用できない
マリオット・ポイントの有効な使い道は、マリオット系列ホテルでの宿泊か、航空会社へのマイルへの交換です。よって、旅行をしない方にとっては、SPGアメックスカードを保有するメリットはないでしょう。
マリオットよりもビジネスホテルの方が安い
SPGアメックスカード持っていると、せっかくゴールド会員なので、マリオット系列のホテルに泊まりたくなりますね。
フェアフィールドやコートヤードなど、ビジネスホテル並みに割安なマリオット系列ホテルも増えてきましたが、それでも安さを求めるならば、ビジネスホテルに軍配が上がるでしょう。よって、ホテルはどうでもいいので、旅行の費用を安くしたい方には、SPGアメックスを保有するメリットはあまりないかもしれません。
ただし、SPGアメックスカードを無料宿泊獲得のためのカードと割り切り、無料宿泊で高級ホテルに1泊して、それ以外はビジネスホテルで滞在費を節約、という手もあるかもしれません。
AMEXプラチナと特典が一部重複
私はAMEXプラチナとSPGアメックスを両方保有しています。ただしマリオットのゴールド会員付与や、空港のカードラウンジ無料といった点は重複しているので、どちらか一つ保有すれば良いかもしれません(私もそう思って、一度SPGアメックスを解約したことがあります)。
ただし無料宿泊を考えると、AMEXプラチナとSPGアメックスを両方持ってもよいと思いますし、マリオット系列ホテルに泊まった際の還元率も、SPGアメックスの方が良いです。
プライオリティ・パスはつかない
空港の国際線乗り場には、様々な航空会社のラウンジがあり、「プライオリティ・パス」を保有していれば、その多くを無料で利用することが出来ます。
プライオリティ・パスで利用可能なのは、外資系航空会社のラウンジだけでしたが、2021年4月からは、、羽田空港第3ターミナルの「ANA LOUNGE」と、成田空港第1ターミナルサテライト5の「ANA LOUNGEもプライオリティ・パスで利用可能となりました。
プライオリティ・パスは通常、プラチナカードに付帯するものであり、SPGアメックスはゴールドカード相当なので、プライオリティ・パスは付帯しません。
最も安くプライオリティ・パスを手に入れたいならば、楽天プレミアムカードに申し込みましょう(年会費11,000円)。カードの色はゴールドですが、楽天カード<楽天ゴールドカード<楽天プレミアムカード、だからでしょうか、プライオリティ・パスが付帯します。
以上となります。少しでも参考になれば嬉しいです。コロナが収束し、自由に旅できる日が早く来ることを祈っています。
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