【アメックスプラチナカード】FHRファイン・ホテル・アンド・リゾート徹底解説

カード

アメックスプラチナカードを発行すると、FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート、公式サイト)というホテル予約サイトを利用することが出来ます。

このサイトが取り扱っているのはリッツ・カールトンなどの高級ホテルのみですが、FHR経由で予約すると、各ホテルグループの最上位会員よりも更に上のサービスを受けることが出来ます

本記事ではFHRのメリット、デメリットについて徹底解説していきます。

ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)の特典

FHRはじゃらんや一休のようなホテル予約サイトですが、以下のような特典があります。2連泊した場合の特典は550ドル相当(1ドル=100円とすると5万5千円相当)と記載されています。

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*特典の平均換算額は、2020年の「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」での2連泊のご予約に基づき算出しています。 各ご利用時の実際の特典の換算額は、宿泊施設、室料、アップグレードの利用可能性、特典の利用の有無に基づいて変動します。

出所:アメリカン・エキスプレス

上記の特典内容を補足したものが以下のものになります。

・空室状況により、お部屋をアップグレード(リッツカールトンも対象、成功確率は高い)
滞在中の朝食が無料(2名、リッツ・カールトンも対象)
アーリーチェックイン(12:00よりチェックイン、空室状況による)、レイトチェックアウト(16:00迄)
US$100のホテルオリジナル特典(ホテルにより異なる)
FHRでマリオットを予約しても、マリオットの滞在実績にカウントされる(公式かFHR以外からの予約だと、カウントされない。ヒルトンも同じ)。
・FHRからホテルを選べばハズレがない
・客室内のWIFI無料
・Go To トラベルの対象
 
それでは特典を一つ一つみていきましょう。
 

空室状況により、お部屋をアップグレード(リッツカールトンも対象、成功確率は高い)

<メリット>

AMEXプラチナを保有していれば、マリオットやヒルトンと上級会員なので、マリオットやヒルトンに泊まれば、アップグレードの可能性はあります。ただし上級会員でもアップグレードされないことがあります。

私がマリオット・プラチナ会員の時に函館のフォーポイントに泊まった時も、アップグレードなしでした(長期滞在だったというのも原因ですが)。

しかしFHR経由で予約すれば、ほぼ100%アップグレードされます。最もお手頃な部屋を予約しても、スイートにアップグレードされることもあります

例えば2021年6月12日に、リッツカールトン東京を予約した場合、最も安いデラックスキングが59,972円。

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出所:JTB

スイートだと395,560円。

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出所:JTB

滞在中の朝食サービス(2名、リッツ・カールトンも対象)

<メリット>

マリオットのゴールド会員には、無料朝食は付いていません(マリオット・プラチナ会員以上が無料朝食の対象。ヒルトンはゴールドでも無料朝食がついている)。

さらにマリオット系列でも、リッツ・カールトンなど一部のホテルでは、アンバサダー会員ですら、無料朝食は付きません。

しかしFHRで予約すると、リッツ・カールトンでも無料朝食がついてきます

FHRの対象ホテルの朝食は一人5000円前後ですので、朝食だけで約1万円分、お得になります。

アーリーチェックイン(12:00よりチェックイン、空室状況による)、レイトチェックアウト(16:00迄)

<メリット>

空室状況に依りますが、アーリーチェックインのリクエスト可能です。

また16時までのレイトチェックアウトは保証されています。

アーリーチェックインとレイトチェックアウトを組み合わせれば、最大12:00~翌16:00の28時間滞在が可能となります。

<デメリット>

アーリーチェックインは「部屋が空いていれば」可能ですので、アーリーチェックインが出来るかどうかは、当日にならないと分かりません(レイトチェックアウトは確実に可能)。

またアーリーチェックイン、レイトチェックアウトは、リクエストしない方がより良い部屋にアップグレードされる可能性が高まります。

この点については、↓もご参照ください(マリオットの例です)

US0のホテルオリジナル特典(ホテルにより異なる)

<メリット>

FHRでホテルを予約すると、US$100分のクレジットがついてきます。

ホテルによって用途は異なりますが、通常は、ホテル内でのレストランやバー、スパなどで利用可能です。

これだけでも約1万円分、お得ですね。

FHRでマリオットやヒルトンを予約しても、マリオットやヒルトンの滞在実績にカウントされる

<メリット>

AMEXプラチナを保有していれば、マリオット、ヒルトンのゴールド会員資格が付与されますが、マリオット・プラチナ会員、ヒルトン・ダイアモンド会員になるには、宿泊実績を積む必要があります。

宿泊実績は、公式サイト、公式電話番号からの予約しかカウントされませんが(一休などの他のサイト経由はカウントされない)、FHRからの予約だと宿泊実績としてカウントしてくれます。

<デメリット>

FHRから予約できるホテルでしたら、FHRで予約すれば、そのホテルの上級会員よりも良いサービスを受けることが出来ます。

よって宿泊実績を積んでホテルの上級会員を目指す必要はない、と考えることも出来ます(しかもマリオットとヒルトンのゴールド資格は、アメックスプラチナカードから付与されています)。

<メリット>

ただしFHRに登録されていないホテルに泊まる場合は、上級会員を目指す意味があります。例えば東京のマリオット系列でも、六本木のリッツ・カールトン東京はFHRから予約できますが、白金のシェラトン都ホテルはFHRから予約できません。

またFHRの対象ホテルは国内だと東京、大阪、京都、三重、沖縄しかないので、それ以外の都市に泊まる際は、マリオットかヒルトンの上級会員を目指してもよいでしょう(どちらもゴールド資格はアメックス・プラチナカードに付帯しています)。

FHRからホテルを選べばハズレがない

<メリット>

記念日の旅行や、見知らぬ土地での滞在の場合、ホテル選びには気を使いますね。

一人旅行ならまだしも、恋人やパートナーと一緒だと、「写真だと良さそうだったのに、実際はイマイチ」となったときのがっかり感といったらありません。

FHRで予約できるホテルは、選りすぐられたホテルのみですので、どれを選んでも最高の滞在となるでしょう

FHRの2つのデメリット

上記で一部紹介したデメリットは、デメリットというよりは、メリットが薄まる点でした。

これら以外に、FHRには次の2つのデメリットがあります。

・高級ホテルのみが掲載されているので、旅費がかさむ
・同じホテルであっても、料金だけでいえば、FHRを使わずマリオット、ヒルトンの上級会員資格で予約した方が安い場合がある

高級ホテルのみが掲載されているので、旅費がかさむ

タイトルの通りですが、FHRのホテルに泊まるよりは、アパホテルなどに泊まった方が安く済みます。

同じホテルであっても、料金だけでいえば、FHRを使わずマリオット、ヒルトンの上級会員資格で予約した方が安い場合がある

これもタイトルの通りです。

ただし、FHRはアーリーチェックイン、上級会員よりも更にアップグレードの可能性が高い、無料朝食、$100ドルのクレジット、という特典がついてきます。公式曰く、2連泊で550米ドル(5万5千円)の特典です。

またアメックスのキャンペーンでFHRが更に割り引かれた価格で利用できることがあります。その場合は、FHRで予約した方が安いです。

以上となります。少しでも参考になれば嬉しいです。

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